スマートプラネットとは2009年頃からIBMが言い出しことで・・・

交通渋滞やエネルギーロス、食糧の過不足など、地球全体でみると、まだまだ無駄が数多くあります。 (ロス・無駄には情報不足によるモノ、人間が介在することによるモノがあります)
また交通渋滞なども交通量に合わせて道路を造るというやり方はもう、限界に来ていることは世界中、どこの国でも経験していることのよ うです。
そこで、あらゆるものに情報機器を装備し、お互いに情報連携し、賢くすること(クラウドAI)によって、多くの問題を解決していこ うというのが、「スマート・プラネット」の考え方なのです。
現在、地球上で起こっている様々な問題は「情報不足・共有不足」によって生じるものがほとんどです。
内容は大きくわけて「賢い供給施設」、「賢い交通」、「賢い食糧」、「賢いインフラ」

「賢い交通」の例をあげれば、シンガポールではラッシュ時に現在の渋滞情報とカメラの情報を利用しリアルタイムで信号を制御し、渋 滞を30%改善しているそうです。(2010年度)

それは経済効率も上がるのですが、ガソリンの燃費も向上するためエコにもつながっています

そこで社会のシステムの方向性を下記のように変えていくのが、スマート化です

上記はスマートグリッドの考え方の図ですが、現代はネットワーク参加および相互利用の社会モデルに変わりつつあります。
要するにトップダウンから与えられたものを使用するのではなく、使用者自らが発信源とな り社会にサービス・価値を提供しそれを共有する世界です。
これは誰が得をするという考え方ではなく、コミュニティ全体・国・ひいては地球全体でみんなが共有しオープンにす ることで得をしようという考え方なんです。

スマートプラネットアソシエーションの考え

これは省エネとか個別の問題を解決しようという考え方ではなく、社会の構造(モデリング)の変 化なのです。

既存AIとの方向性の違い

AIの成長をクラウドで行うのはいいことですが、単純作業を行うAIも必要だと考える。
それは人間も同レベルの知識や能力を持ってないことでバランスが取れるという事と同意と考えられる。
例:以前AIに株の取引をさせた場合、最後にはみんなが同じ方向で売買をし始めて売買が成り立たなくなった。もしくはフラッシュクラッシュを小さな確率で起こす。
それと同じように全てのAIが最適化され高い思考能力を持つこと(同じ判断をする)は必要ないと考える。
それがいいバランスを保っている人間社会に近いスムーズなAIへの移行が可能と考える。
AI同士が考え方や重要視する事でぶつかり合っていい(判断が違ってよい)、そう考えます。